屋根のカバー工法とは？

山田工芸は、世田谷区を中心に、杉並区・目黒区・渋谷区近郊で活躍する、屋根修理・雨漏り修理のスペシャリスト集団です。
創業より、「何をすればお客様にとって最善なのか？」をスタッフ全員が追求し、お客様に喜んで頂ける事を第一に考えてまいりました。
屋根の事なら工事の大小問わず、屋根修理・雨漏り修理の職人直営店、山田工芸にお任せください。

屋根修理において、その方法が大きく2つに分かれることをご存知ですか？

・葺き替え工事
・カバー工法
の2種類になります。

どちらが正解ということはなく、どちらにもメリットとデメリットがあります。
そのため、あなたの自宅の状況によって、行うべき施工は変わってきます。
しかし、実際にどのようなものかを知らなければ、見積もりを依頼した際にも質問しにくいでしょう。

ここでは、そんな人のためにカバー工法についてお話していきます。

冒頭でお話したように、屋根修理の方法としては、
・葺き替え工事
・カバー工法
の2種類があります。

カバー工法とは、既存の屋根材を撤去することなく、その上から新しい屋根材を取り付ける方法になります。
一方、葺き替え工事の場合には、既存の屋根材を撤去して、新しく屋根材を取り付け直す方法になります。

では、カバー工法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

カバー工法は、葺き替え工事に比べて工程が少なく、施工期間が短くなるため、施工にかかる人件費も少なくなります。
また、葺き替え工事では既存の屋根材の撤去や処分に費用がかかるものの、カバー工法ではそれが必要ないので、費用が安く済むのです。

カバー工法では、工期が短いことに加え、屋根材の撤去がないので、ホコリ等が舞いにくいです。
葺き替え工事の場合は、安全上の理由から家を空けてもらう必要がありますが、カバー工法であれば、通常通りに使ってもらいながら施工を行うことも出来ます。

施工を行う際、雨のときには作業を中断する必要があります。
施工期間の長い葺き替え工事であれば、雨による中断によって工期が延びる事がありますが、工期そのものが短く、最短その日の内に作業が終わるカバー工法では、こういった心配がありません。

カバー工法では、既存の屋根材が残ったまま、新しい屋根材を付けることになります。
単純に屋根材が二重になるため、断熱性や遮音性が上がります。

では、カバー工法のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

屋根材の下には、野地板・ルーフィングというものがあります。
これらが傷んでいるとカバー工法では対応できません。

カバー工法は、一度行うと次の修理では必ず葺き替え工事が必要になります。
重ねることのできる屋根材は2つまでなのです。

そのため、次回のメンテナンス時に、元々の屋根材とカバー工法で付けた屋根材の2つを撤去・処分する必要が出てきます。
その分費用が高くなる可能性があるのです。

カバー工法では、使用できる屋根材が限られてきます。
例えば、既存の屋根材が瓦屋根だった場合には、カバー工法を行うことが出来ません。

また、新しく取り付ける屋根材は
・アスファルトシングル
・ガルバリウム鋼板
に限られてきます。

そのため、自由に屋根材を選択したいという人にはお勧め出来ません。

最近では、エコに対する意識が高い人も多いと思いますが、太陽光パネルを付ける際には、屋根材に取り付けるのではなく、野地板を取り付けるための骨組みである垂木に付けるのが一般的です。
しかし、カバー工法では、屋根材が二重になりますので、この垂木までの距離が遠くなります。

そのため、取り付けられない可能性もありますので、もしも太陽光パネルを検討している場合には、事前に施工会社に話しておきましょう。

一時期アスベストの問題が非常に大きく取り上げられていましたが、古い屋根材には現在もアスベストが含まれている可能性が高いです。
そういった屋根をカバー工法で施工した後、撤去・処分する際には分別解体が行われるのですが、その工程でアスベストが飛散する可能性が高くなります。

カバー工法のメリット・デメリットを見てきましたが、どのような施工を行うのが良いのかというのは、一概には言えません。
そのため、まずは無料で現地調査をさせて頂ければと思います。

私達山田工芸は、これまで4000件以上の施工を行ってきたプロ集団です。
施工内容には絶対の自信を持っています。

私達は大手企業のようなCMなどの広告宣伝費がない分、同じ施工内容であればより良い提案ができるでしょう。
また、雨漏り調査は無料で行っているなど大手ではやっていないサービスもあります。

是非一度ご相談を頂ければと思います。