屋根修理の葺き替えとカバー工法の違いについて
屋根修理の葺き替えとカバー工法の違いについて、稀にご質問を頂くため解説致します!
葺き替えは、「これまでの屋根は全て撤去し、下地から全て新調する屋根リフォーム」です。
カバー工法は、「既存の屋根材の上から防水シートを貼り、その上に新しい屋根材を重ね貼りする屋根リフォーム」です。
どちらもメリットデメリットがあります。
葺き替えのメリットは、下地から全て新調されるため屋根そのものが新造され、家の寿命が延びること。
そして行政が推奨している屋根の軽量化も可能なため、補助金が出ることもあるため工事負担が軽減されることもあります。
(屋根の軽量化は、阪神淡路大震災以降、耐震性向上のために推奨されています。)
また屋根材を大きく変えることもでき、外観を一新できることもメリットの一つです。
デメリットは、費用が高額、工期が長いことが挙げられます。
カバー工法のメリットは、費用が葺き替えと比較して安価になる。(既存屋根の撤去代が出ないことや、工程が短いため)
屋根が二重構造になるため断熱性、防水性、防音性の向上に繋がる。
デメリットは、屋根が重くなる。(耐震性が下がる)瓦屋根や傷みがひどすぎる屋根には施工しにくい(費用がかさむ可能性)ことが挙げられます。
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